ポップステージ

21歳女子大生、2018年4月15日世界一周に出ました。目新しいものに出会い続ける毎日の中で、感じること考えることが沢山ある。そんな私の「オモイ」がたくさんつまったブログ。

世界一周に向け再出国した話

世界一周に出ました。

 

いや、正確にいうと、世界一周再出発しました。

 

2018年2月18日に本当は出発していて、そこから13ヶ月をかけて世界一周する予定だったのです。

 

 

 

しかし

 

世界一周15日目にして

パスポート

キャッシュカードクレジットカードデビットカードなどカード全部

免許証や国際学生証など身分証明証全部

を盗まれました。

 

 

ごくわずかな現金しか持ち合わせていなかったので、

もう帰国するしかありません。

 

泣く泣く警察署、大使館、入国管理局を渡り歩きました。カードもすぐに止めないと、悪用される恐れがあるのですぐにカード会社に電話。

 

 

 

しかし、

ここでさらなる問題発覚。

 

「世界一周する時には、何枚かカードを持っておくといい」

という世界一周に関する記事を読んでいた私は

念には念をと思いカードを8枚も作っていたのです。

 

 

しかも、

 

その8枚を同じケースに収納して持ち運ぶという愚行っぷり。

 

 

複数枚カードを作りましたが、これではなんの意味もありません。カード会社8社に電話をかけるのは一苦労で、一晩かかりました。

(因みに、帰国する際に搭乗券も紛失しました) 

 

 

というポンコツエピソードを携えて帰国した私。

もちろんそんな私に待ち構えていたのは

「やめろ」「行くな」の反対勢力。

 

あれほど「貴重品はこうやって管理します」「もしものために、私はこんな工夫をします」と言ったくせに、15日目にして大事なもの全部忘れてるんだから、当たり前だがこうなる。こんな規格違いのポンコツが「世界中を回ってくる」と言いだし、ヒヤヒヤしながら見送った直後にやらかして帰ってきているんだから、親だってそう簡単に2度目の出国を許すなんて到底できるわけがない。

 

最初の出国前の日々よりも、過酷な日々が続きました。

それはもう、想像以上に怒られ呆れられの繰り返しでした。今思うと、全然笑えない。

 

ですが。私がそれで食い下がるはずがないのです。「どうしても行きたいです」「どれだけ反対されても私は行きます」の一点張り。

 

「お前が行こうとしたって、こっちはそれを止める手段があるんだ」の言葉を皮切りに散々言われました。口を聞いてもらえず、「話があるんだけど」と言えば逃げられていた時期もあります。

 

 

しかし、勝手に出国のための様々な手続きをしてシェムリアップに飛びました。本当に、とんでもない娘です。

 

と、まあこれが再出国までの簡単な経緯。

 

 

 

 

 

そして、今私は思う。 

 

人間は、

本当にやりたいことのためなら人間はありとあらゆる手段を使って実行する。

 

 

「反対されているから」を理由に行動を起こさないのは、それを理由にして「やらない自分」を正当化したいから。本当は行動しなくても良いと思っているから。

 

 

本当にやりたいことがあるなら、どんな方法を使ってでも成し遂げようとするのでは。