ポップステージ

21歳女子大生、2018年4月15日世界一周に出ました。目新しいものに出会い続ける毎日の中で、感じること考えることが沢山ある。そんな私の「オモイ」がたくさんつまったブログ。

世界一周をしたいと思っている君へ 〜今やるべきこと〜

こんにちは!世界一周女子大生のヒトミです。大学2年生が終わるとともに休学して、ただいま世界一周中。現在は26カ国目ギリシャサントリーニ島におります。

 

数ヶ月ぶりにブログ更新。

なぜ私がずっと手をつけていなかったブログを更新しようと思ったかというと

「自分だからこそ届けられる言葉がある」と思ったから。

世界一周ブログなんて読み捨てられるただの自己満ブログと思ってから

一切書くことをしなくなったけれど、少し考え方が変わったのです。

 

 

 

きっかけは、クロアチアドゥブロヴニク

綺麗すぎるドゥブロブニクの街並みに感動。そして、少し前には想像もしていなかったような場所に今立っていると気がづきました。

 

数年前まで、自分が世界中を飛びまわるだなんて思ってもいなかった

大学の夏休みと冬休みと卒業旅行でスペインとイタリアとアメリカにいけたらいいなあ、新婚旅行でギリシャかフランスあたりに行ければいいなあ

と淡い期待を抱いていたくらい。

そんな中、どうしても世界一周をしたいという衝動に駆られ行動したという経緯を経て、今の世界一周があります。

 

「世界一周なんて簡単だよ」という言葉を耳にすることが時々あるけれど、世界一周する前の自分は、決してそんなこと思っていなかった。「行くよ」と強気に宣言していたものの、毎晩不安との戦い

だって、初めて行く国で1人。考えても考えても不安は膨らむばかりで、決して消えてはくれませんでした。

(というか、世界一周している今でさえ、不安と恐怖はあります

 

だからこそ、

かつての自分と同じように「世界一周したい」と思っている人の背中を押したい

と思い今記事を書いているわけ。

 

 

ということで、今回のテーマはこちら

 

世界一周したいと思ったらやるべきこと

 

 

 

 

1周囲に宣言 

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 個人的にこれが一番重要なんじゃないかと思います。まずは誰かに言わないと。言えないってことは、まだ自分の中でそれだけ決断できていないってことです。

 

周りに宣言することのメリットは3つ

 

1つ目は、それを聞いた友人が有益な情報をもたらしてくれること。私も実際様々な有益情報をもらいました。1人で情報収集するより、幅広く入ってくるようになります。

 

2つ目は、経験者や仲間が増える可能性が高くなり、そうした人たちとの繋がりができること。繋がりができると旅情報の交換ができたり悩み相談できたりと、いいことづくめ。

 

3つ目は、自分を逃げられない状況へと追いやれること!友達にも職場にも家族にも「世界一周するから」と宣言すれば、もう戻れません。やるしかなくなる。背水の陣を敷きましょう。 

 

 

2イベントに参加

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世界一周、海外旅行、旅、など様々なテーマの講演会やイベントが土日に行われています。遠くても、行く価値はあります。

 

TABIPPOのBackpackFESTAや旅祭や旅大学などは、海外旅行について深く知れるチャンス。実際に世界一周した人が話してくれるので、生の情報が手に入ります。

(実際私は2018年のBackpackFESTAに行きました。そこでの出会いや刺激が、その後の私に大きく影響しています。あの日なくして今の私はないなぁと思います。それくらい大きく影響されるイベント。世界一周経験者に直接会えるチャンスなのでぜひ行ってほしいな)

 

タビイクが主催するイベントでは、旅経験が豊富な人と繋がることができます。旅情報の交換はもちろん、同じ時期同じ目的地に行くならば、世界一周中に合流することも可能!

 

ビラスタート(旅革命)が主催するキバクザイやセカキミでは、一歩が踏み出せない人の一歩を後押しするような講演が聞けます。ぶっ飛んだ人が講演するので、世界一周中に何かオリジナルなことがしたい!変わったことがしたい!と思っている人にオススメ。

 

TABIPPOもタビイクも旅革命も旅に精通したコミュニティなので、どれも本当におすすめ。とりあえず日程が一番近いものに参加してみましょう。どのイベントも懇親会などの「参加者同士仲良くなりましょうタイム」があるので、そこで色んなことを話したり、仲間を作ったりできます。

 

世界一周前は、1人だと不安ですが、同志がいると心強くなるものです!!!

 

 

 

3情報収集

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これは必然的にやると思うんですが、大切です。ネット、本、経験者に合う、あらゆる手段を駆使して情報を収集しましょう。それによって、世界一周までにやるべきことが見えてきます。

 

パスポートはどう取得するのか、自分が行く国はビザが必要かどうか、持ち物は何が必要か、どんなルートで行くのか、その景色を見るためのベストシーズンはいつか、1つ1つ情報をおさえながら行動していきましょう。

 

ちなみに、経験者に会うのが一番早いです。その経験者と繋がるためにもイベントへ参加することをオススメします。

 

 

 

4資金集め

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無一文で世界一周しようと思っている人は読まなくて大丈夫。「金ならある」って人も大丈夫。

 

しかし、世界一周したいと思っている大学生や高校生は必要なはず!

 

大きな資金集めの手段は以下の通り。 

1アルバイト2奨学金クラウドファンディング4お年玉5借金

 

私も全然お金なんてありませんでした。でも、世界一周の夢を諦められなかった。だから、大学に行きながらひたすらバイトへ行く毎日。多いときで1日13時間、6連勤。その間に課題やテストをこなしました。ここで気をつけるべきなのが、支出をいかに抑えるかということ。飲み会代や交通費って積もると大金になるので、そこの交際費をいかに削るかも勝負です。

 

バイトが一番メジャーな方法なんじゃないかな。

 

他にも、クラウドファンディングで人から支援してもらって行く方法や、奨学金で行く方法、様々な方法があるので、自分にあった方法を選んでください。その他、TABIPPOが主催するDREAでは、優勝すれば世界一周航空券がもらえます!私の友達は見事それに優勝して現在世界一周真っ最中。しかも高校生。だから高校生が世界一周するのも夢の話じゃないってことです。

 

 

 

5出発日を決める

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これ、大事。今すぐにでも決めるべき。それは、◯ヵ月後でも◯年後でも良いんです。どれだけ先でもいいから、具体的に日にちを決めること。何月何日と。そこは航空券と相談してもいいですし、自分の諸々の日程と相談してもいいので、早く決めましょう。できる人は、航空券をとってもいいです。

 

出発する日が決まれば、自ずと出発日までの計画を立てることができます。その期間内の「いつまでに何をこなせば良いか」が見えてくるはず。世界一周前のタスクは意外にも多いと思うので、計画的に行ってください!

 

(しかし私は、どうしても旅革命という海外プログラムに参加したくて、決定していた出発日を数週間前になってから1ヵ月前にずらしました。航空券を予約していなかったのでセーフでした。笑)

 

 

6予防接種の計画を立てる 

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まずは、計画を立てることができる大きな病院へ行って予防接種計画表を作ってもらってください。1日に打てるもの、何日間か置かないと打てないもの、特定の場所で1週間に1回しか打つことのできないもの、様々あります。 3ヵ月はみた方が良いです。私はここら辺がズボラだったので、医師にかなり怒られました。

 

「君、死ぬよ。日本と同じじゃないよ海外は。ナメすぎ」

ときつく言われました。

 

世界中から医師が集まって行われる医師会でも日本人の予防接種やワクチンに対する意識の低さが話題になっているそう。(医師から言われました)なので、どれだけ高額でも、予防接種は打っておくこと!ここで予防接種の本数を減らしての節約は絶対にしちゃダメ。

 

 

 

以上が、世界一周をしたいと思っている君が今すぐにすべきこと。

 

とりあえず、今隣にいる子に「世界一周に◯月◯日から行くわ」と宣言しましょう。近日行われるイベントを調べましょう。資金集めの方法について考えましょう。予防接種の計画を立ててくれる病院を探しましょう。(愛知県にお住まいの方は名鉄病院が良いよ。私もそこに行きました。行く日は母子手帳をお忘れなく)

 

とりあえず行動することが大事ですよ!

 

 

 

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「ボランティア」しても役には立てない。一時的な助けには何の意味もない。

正確に言えば

一時的なボランティアをするだけでは意味がなく

そこからどうアクションしていくかが重要

という意味です。 

 

 

私は海外ボランティアにもともと興味がありました。

なのでカンボジアではボランティアとインターンを3箇所でしました。

 

 

カンボジアのハンドメイドにこだわり、村の女性たちの雇用を生み出しているveryberryさんと

障害をもつ女性たちに対して職業訓練を行い社会的自立を促すcha japanさんと

プレイクラン村の小学校です。

 

 

ボランティアをすれば

誰かの笑顔になれる

誰かのためになれる

と思っていました。

 

 


けれど、襲ってきたのは罪悪感

ここで自分の人生をかけて働いている人たちに対し、

私は軽い気持ちで

「何か役に立とう」

と考えていたことに対して強烈な罪の意識に苛まれました。

 

 

 


彼女たちを馬鹿にしているんじゃないか、と。

 

 

だって、20数年しか生きていない、知識も全然ないような小娘が

「力になりたい」

くらいでどうにか出来るものなわけがないんです。

 

ただただ失礼なことをしていると感じました。


刹那的な助けになることが、

彼ら彼女らにとってどんな意味をなすのか分からなくなりました。

結局、特筆すべき能力もない私がここで出来る事なんてごくわずかでした。

 

 

 

だから、私は思います。
「誰かのためになりたい」
「誰かに笑顔になってもらいたい」
と思うならば、

 

その手段を決め、その能力を特化させること

が重要なのだと。


なんの能力もなければ、誰だって出来る作業しかできません。

 

事実、

「ボランティアしたい!」

という日本人の受け入れを

拒否するカンボジアの孤児院や学校はいくらでもあります。

 

ボランティアでさえも拒否されます。

だって、受け入れる側からしたら必要ないから

仕事のノウハウを分かっていない人たちに一から内容を教えて数日間働かせることは

面倒で厄介なんです。

 


けれど

「自分にはこれが出来る」という

”特技” ”専門” ”能力”があれば、

多少の変化を要したとしても

何かしらの形できっと誰かを幸せにする手段になると思うのです。

 

手段や能力を持ち合わせていないのに

「誰かを笑顔にしたい」

と思っている自分の甘さに気づきました。

 

 


だからこそ、私は手段を決めて、その手段を特化させていこうと思います。

 

 

私はその手段としてエンターテイメントを選びました。

 

「好きなことをとことん突き詰めれば、やがてその極めたものが誰かを幸せにする手段になる」

この言葉を聞いた時

私の中で突き詰めるものはこの分野にしたいって思っていました。

 

 

これからは、エンターテイメントにフォーカスして学び

考えていくつもりです。

 

 

私の夢は「エンターテイメントで世界を幸せにすること」だから。

 

 

障害のある女性たちが働くCHA JAPAN〜ここで感じたこと〜

カンボジアで2件目のボランティア先は、

CHA JAPANさん。

 

ここでは

障がいを持つ女性たちへ職業訓練を行い雇用を生んでいます

 


発展途上国で障がいを持つ女性として生きる」

ということを考えながら私はCHA JAPANさんを訪問しました。

 

 

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店内には、キーホルダーやファイル、クリップ、アクセサリーなど、

可愛らしい商品が所狭しと並べられています。

 

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そして、奥を覗くと女性たちが作業していました。

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ここで、ネックレスやブローチキーホルダーなどを

一つ一つ丁寧に作っています。

 

 

 

 

代表であるキムタさんの

「多くの障害者が家で生きることだけを余儀無くされ

生活に希望を失い

その環境から抜け出すことができないカンボジア社会を変えたい」

という思いにより

彼女たちが社会復帰を目指すチャンスとなっているCHA JAPAN.。

 

 

今、皆さんの知る通り、カンボジアの経済はめまぐるしい勢いで発展しています。

過去10年間の経済発展は著しく、

GDPは2000年から2010年にかけて平均年率8%以上

2011年以降に少なくとも7%の成長を遂げました。

 

プノンペンの町には、日々高い建物が生み出され

日々変貌を遂げる毎日。

 

しかし、カンボジアでの社会福祉分野の優先順位は低く

福祉が整っていないのが現状です。

障害者の権利を保障する障害者基本法は制定されていないため

障害者は政府から援助を受けることができまん。

障害者支援の社会福祉省は

国家予算が最も分配されにくい省庁の一つなのです。

 

 

そんなカンボジアで、

ハンディキャップを持ち生きていく

ということ。

 

それがどれほど大変なことなのか。

 

 

 

 

本当は、このブログで

「こんなことをしてきました!」

「ネックレス作りは大変でした」

「皆さんの笑顔が優しくて、とても暖かい現場でした」

「店内のPOPは、全てカラフルなものに作り替えました!」

って明るくまとめようとしました。

確かにこれは全て事実だし、

ここで働いている女性たちは皆さん気さくで

突然現れた私に対して、とても良くしてくださいました。

 

 

でも、そうやって明るくプラスイメージだけでまとめるのは

違うんじゃないかと思っています。

明らかに、この時抱いた感情とのギャップがありすぎるから。

 

だって、ここに来て

なんのために私はここに来たんだ?

ここで私は何をしようとしている?

私は何の役に立ったと言える?

って考えて、結局分からないまま帰ったのも事実だから。

 

ネックレス作りやPOP作りをして

一体なんのためになったのだろうって。

 

確かに、一時的な労力の面では助けになったのかもしれない。

けれど、この一時的な作業が彼女たちにとって

どんな意味を成すのかなは分からなかった。

 

 

 

 「ボランティア」について、考えさせられた。 

 

カンボジアの村の小学校にて海外ボランティア〜プレイクラン村の子供たち〜

この日、私はプノンペンの街を飛び出し

車に揺られていた。

 

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奥にかかる大きなこの橋は、日本が作ったもの。

カンボジアの人たちが

「橋を作ってもらうなら日本がいい」

と言って建てられました。

 

カンボジアの、市街地から離れた場所に行くと、

日本の支援で作られたものを多く見かける。

1991年から2000年までの10年間、援助額の面では世界1位を誇っていた日本。

日本がその国の最大援助国となっている国も多数あるほど。

様々なところでjapanの文字を目にするから、誇らしく思える。

(この前ラオスで乗ったバスにも「From the People of japan」と書かれていた)

 

 

 

 

そして、宿から車で1時間半ほどかけてようやく到着したのは

プレイクラン村

古き良きカンボジアの田舎という印象。

 

 

お昼ご飯を振舞ってもらい

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子供達を待ちます。

 

 

 

ここで、

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子供たちと

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遊んで

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遊んで 

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遊びまくった!

 

とにかく、体力勝負だった。

元気が有り余っている。

ここにいる子供たちの中には、

貧困でご飯と醤油だけを食べて学校に来る子も。

でも、そんなの私たちは気づけないくらいに動き回る。

走る、騒ぐ、真似する、追いかける、

休む暇なんて1秒もなく時間は進んでいく。

体力と運動神経のない私は相当苦労した……。

(だから、「もう動けんな」と思ったときは「お話ししよう〜」とかなんとか言って椅子が回るタイプの遊具へと子供たちを誘導した)

 

 

そんな子供達を見ていて、どうしても重ね合わせてしまったのが

日本の子供達

様々な理由から外で遊ぶことを制限され、与えられたのはゲーム。

子供って、もっと自由に大胆に遊びたい生き物だと思う。

日本には、子供が自由に生き生き遊べる環境が必要なんじゃないか。

子供の本来の元気を奪っているのは、紛れもなく日本の大人たちだからこそ、

それを変えていかなければいけないと痛感した。

 

 

そして、本日は日本からの援助で絵本が配られました。

子供たちは興味津々

配れるや否やすぐにページを開き、絵本に夢中なご様子。

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しかし、ひとたびカメラの合図が聞こえると

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 ちゃんとこのポーズ!

切り替えが早すぎて「え!?」って私は困惑した。

多分、この瞬間みんなの背中にあった「やる気スイッチ」が押されたんだろう。

この村の子供達は割と早くやる気スイッチの在りかを見つけたみたい。

 

 

 

 

ここにいる子たちは、日本語を勉強しているので、2クラスで授業してきました! 

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 (なぜ自分の写真を使わないかというと、恥ずかしいからです。以上)

 

 子供達は、ひらがなを見て、発音が分かるレベル。

一つ上の学年だと、あいうえおのマス目に全部のひらがなを埋めれるレベル。

 

多くの日本人の観光客がカンボジアへ行くので

日本語を学ぶ人たちは多い

私たち日本人なんて、カンボジア公用語が何語なのかさえ知らないのにね。

(因みに公用語クメール語です)

 

 

 

 

授業が終わり、生徒が帰ってからさみしくなった校舎。

感傷にひたっていると「お風呂入っておいで」の声が。

一番風呂頂きました。

 

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説明しよう。まず、これが村の風呂である。

1右に映る水が入っている所は、湯船ではない

2ここには水が入っている

3シャワーはない

4要するに、右の所に溜めてある水を浴びて体の汚れを洗い流す。

 

私がこの時抱いた感情は以下の通りである

1……綺麗なのか?(綺麗です)

2冷たい

3シャワー恋しい

4日本のお風呂に入りたい

5日本ってすごい!いつもありがとう!泣

 

 

そして、いよいよ夕飯。

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カンボジア飯、美味しいです。

特にあのチビバナナがめちゃくちゃ美味しい。

バナナは硬いほうが好きな人は気にいると思う。

 

 

長らくこの村には電気がなく、日の入りとともに就寝していたのですが

数ヶ月前に電気が通ったのです。

しかし、どこにでも電気が備え付けられている訳ではなく、

食事をする場所にしかなかったので、超早い就寝。

(もちろんWi-fiなんてないです)

 

 

こちらが今日の寝床。

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そう、その名の通り「寝床」

ベッドでもない、布団でもない、寝床

 

薄い畳が敷いてあるだけで、体痛かった。

眠いのに寝れない時間が続き辛かった。

考え事するにも「か、カラダがイタイ」だし。

こういう時間って本当に無駄ですよね。共感した人RT

って、今思ったけど共感だけだったら「いいね」だよね。

「共感」以上の心の揺さぶりがないとRTはしないよね。

って、どーでもどーでもどーでもいいことをただ連動しながらこの夜を過ごしました。

 

 

そして、6時に起き、学校に来ている子供達と遊ぶ!

6時30分にはもう学校にいました。

は、早すぎる。

日本と違って、電気がないから超早寝、超早起き

夜中スマホやらパソコンやらを開いて夢中になり、朝方に寝て、っていう生活を謳歌していらっしゃる日本の皆様、

カンボジアの子供たちの規則正しさを見習いください。

 

 

 

 

そして、今日学校では朝食としておかゆが振る舞われました。

満足にご飯が食べれていない子に栄養ある食事を与え、

学校に来ることを楽しみに思ってもらえるよう始まり週2で実施されています。

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みんな、美味しそうに食べてた。

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そして、生徒たちが帰った後、私たちもこの村とお別れ。

 

日本での今までの生活とのギャップを感じながら、

楽しい時間を送ることができました。

 

 

 

では最後に、

ポンコツエピソード生産系女子のポンコツエピソードを。

 

ホームステイ先に戻ろうと思い部屋に入ったら、赤の他人の家でした。

カンボジアでインターン メイドインカンボジアにこだわるお店 veryberry

 

シェムリアップのオールドマーケット近くに位置するveryberryさんでインターンしてきました!

(日本でもインターンしたことないくせに、いきなり海外に飛びました)

 

 

オールドマーケットの裏通りにこんな可愛らしい通りが。ここにveryberryさんはあります。

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こちらのお店は、

メイドインカンボジアにこだわったオリジナル&セレクトショップです。

 

店内は、とっても可愛い雰囲気。

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ここで売られている商品は、カバン、スカーフ、ワンピース、アクセサリー、さらには石鹸や胡椒など多岐に渡っており品揃え豊富。

 

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そして、中でもこの店の一押しはウォーターヒヤシンスから作られたカゴバッグ

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これは村の女性たちの手作りです。

 

現在では、veryberryさんにだけ卸す自社の工房がトレンサップ湖近くに建てられ、女性たちの本格的なトレーニングが始まっています。(後日、自社工房にも行ってきたので、そちらの記事もぜひ読んで見てください)

 

 

 

 

 

ではでは、veryberryさんに置かれている商品で気になってものトップ3を紹介して行きます。

 

 

○○から作られたブレスレット

このブレスレットには、ある秘密が隠されています。

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なんとこのブレスレット、から作られています。土の中に埋まっていた銃を再利用しているそう。そして、いまではこのブレスレットが人気になり、軍隊から銃をもらって作成しているとのこと。歴史と、深く結びついた一品です。

 

 

 

使い方は様々「クメール」

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日本では「ストール」として扱われているこの商品、カンボジアでは様々な用途で使われています。

ストールとして首に巻く以外にも

赤ちゃんを抱くときに使ったり

頭に巻いたり

バスタオルとして活用したり

と、様々な場面で役立っています。

カンボジア土産にはぜひ。

 

 

 

不動の売れ筋No.1!

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一番売れている商品は、クラタペッパーさんの胡椒でした。

シェムリアップについて少し知っている方はご存知クラタペッパーさん。ここでも大人気な模様。

長らくの間ヨーロッパで「世界一美味しい高級胡椒」として知られていたにもかかわらず、カンボジアの内戦によって絶滅の危機に追いやられたカンボジアの胡椒。

そんな胡椒を復活させたのが、クラタペッパーさんです。

 

 

 

これ以外にも、ワイングラスをカットして作られたグラスや、

フランスのNGOが支援し自立した女性たちが作った衣類など、素敵なものがたくさん。

 

 

 

 

カンボジアの素晴らしい「モノ」を世界中の人に」

という思いでこのveryberryを建てた中川さん。

 

東南アジアを旅する中で、このカンボジアに惹かれたそう。

旅行会社勤務時代に

カンボジアのお土産って何?

と聞かれ市場や土産物店を見てみるも

そこに並んでいたのはタイやベトナム、中国製のものばかり。

 

そして、

「メイドインカンボジアのいいものを見つけて世界中の人に広めたい」

カンボジア各地へ。

 

 

今veryberryさんには

各地の作り手たちと制作するオリジナル雑貨

が多く並んでいます。

 

カンボジアへの思いであふれたこのお店、ぜひ一度行って見ては。

 

 

 

 

世界一周に向け再出国した話

世界一周に出ました。

 

いや、正確にいうと、世界一周再出発しました。

 

2018年2月18日に本当は出発していて、そこから13ヶ月をかけて世界一周する予定だったのです。

 

 

 

しかし

 

世界一周15日目にして

パスポート

キャッシュカードクレジットカードデビットカードなどカード全部

免許証や国際学生証など身分証明証全部

を盗まれました。

 

 

ごくわずかな現金しか持ち合わせていなかったので、

もう帰国するしかありません。

 

泣く泣く警察署、大使館、入国管理局を渡り歩きました。カードもすぐに止めないと、悪用される恐れがあるのですぐにカード会社に電話。

 

 

 

しかし、

ここでさらなる問題発覚。

 

「世界一周する時には、何枚かカードを持っておくといい」

という世界一周に関する記事を読んでいた私は

念には念をと思いカードを8枚も作っていたのです。

 

 

しかも、

 

その8枚を同じケースに収納して持ち運ぶという愚行っぷり。

 

 

複数枚カードを作りましたが、これではなんの意味もありません。カード会社8社に電話をかけるのは一苦労で、一晩かかりました。

(因みに、帰国する際に搭乗券も紛失しました) 

 

 

というポンコツエピソードを携えて帰国した私。

もちろんそんな私に待ち構えていたのは

「やめろ」「行くな」の反対勢力。

 

あれほど「貴重品はこうやって管理します」「もしものために、私はこんな工夫をします」と言ったくせに、15日目にして大事なもの全部忘れてるんだから、当たり前だがこうなる。こんな規格違いのポンコツが「世界中を回ってくる」と言いだし、ヒヤヒヤしながら見送った直後にやらかして帰ってきているんだから、親だってそう簡単に2度目の出国を許すなんて到底できるわけがない。

 

最初の出国前の日々よりも、過酷な日々が続きました。

それはもう、想像以上に怒られ呆れられの繰り返しでした。今思うと、全然笑えない。

 

ですが。私がそれで食い下がるはずがないのです。「どうしても行きたいです」「どれだけ反対されても私は行きます」の一点張り。

 

「お前が行こうとしたって、こっちはそれを止める手段があるんだ」の言葉を皮切りに散々言われました。口を聞いてもらえず、「話があるんだけど」と言えば逃げられていた時期もあります。

 

 

しかし、勝手に出国のための様々な手続きをしてシェムリアップに飛びました。本当に、とんでもない娘です。

 

と、まあこれが再出国までの簡単な経緯。

 

 

 

 

 

そして、今私は思う。 

 

人間は、

本当にやりたいことのためなら人間はありとあらゆる手段を使って実行する。

 

 

「反対されているから」を理由に行動を起こさないのは、それを理由にして「やらない自分」を正当化したいから。本当は行動しなくても良いと思っているから。

 

 

本当にやりたいことがあるなら、どんな方法を使ってでも成し遂げようとするのでは。